コートールド美術館展 @東京都美術館
展示期間がもうすぐ終了してしまうので、駆け込みですが上野の東京都美術館で開催中のコートールド美術展に行ってきました。
最近は試験勉強もあって美術展に行く余裕もなく、試験が終わってからも土日とも予定が入っていて本当に忙しく、なかなか時間が取れなかったのですが、日曜日の午後にちょっと時間があったので駆け込んできました。
この日、東京都美術館に入ったのが15時半で展示が17時半までなので正味2時間しか鑑賞できません。
Yuubariは美術館に行くと大体2時間くらいは滞在しますので、そういう意味では十分鑑賞する時間はあったのですが、今回別の目的もあったので2時間では厳しかった。
東京都美術館は特別展を鑑賞すると同じ施設内で展示されている別の特別展も半券提示で観ることができることが多いです。
今回もコートールド美術館展の半券提示で「子供へのまなざし」展も展示されており、Yuubariはこちらも楽しみにしていました。
これがあるから東京都美術館の展覧会に行くのは楽しみなんですよね。
メインの展示のほかにプラスアルファで楽しめるという。
しかし、Yuubariがコートールド美術館展を観終わった時点ですでに17時15分。
残り15分で駆け足で「子供へのまなざし」展を見ないといけないのか。。。。と思っていたら「子供へのまなざし」展の入り口で「17時過ぎてしまったのでもう入場できません」と言われてガッカリ・・・。
まあ仕方ないですね。別の機会にまた「子供へのまなざし」展を見に上野に来るつもりです。
さてコートールド美術館展ですが、印象派を中心とした名画に溢れた見どころのある展示会でした!本当に眼も心も癒されました。印象派絵画のヒーリング効果って凄いですね。
中でもやっぱり今回の展覧会で目玉だったマネの《フォリー=ベルジェールのバー》は鮮やかで見どころの多い絵でした。有名な絵なのでご存知の方も多いかと思います。
モデルの後ろが鏡張りになっている絵ですが、なぜ右側に本来の見え方からずれた形で人物が投影されているのか前々から疑問でしたが、音声ガイドで説明を聞いて納得。確かにあの配置によりモデルを中央に据えた形の三角形の構図が整っていますね。
また、ルノアールの《桟敷席》やドガの《踊り始めようとする踊り子》が良かったです。
Yuubariは個人的に明るい絵が好きで、マネ・ルノアール・ドガといった当時の風俗様式を描いた絵が見ていて楽しめますね。
シスレー、ピサロ、セザンヌ、モネといった印象派を代表する重鎮の絵にあふれて印象派ファンなら納得の展覧会だったかと思います。
今回自分で自分にちょっと驚きましたが、知らない絵でもぱっと見ただけで誰が描いた絵なのか大体わかるようになってきました。
知ってる絵画だったり、ロートレックやアンリ・ルソーのようなタッチが独特な画家ならばぱっと見で誰の絵かわかるかと思いますが、モネ・ピサロ・シスレー・ブータンなどの風景画でもぱっと見で絵のタッチから作者がわかるようになったのは成長と言えますかね( ̄∀ ̄)
今回は時間の都合上「子供へのまなざし」展は見れませんでしたが、コートールド美術館展の半券を持ってまた別の日に東京都美術館へ行ってこようと思います。