折れない心

何度も敗北を味わってきた筆者が挫けずに試験勉強や語学を頑張ります。現在はAWS認定ソリューションアーキテクト[アソシエイト]に向けて対策を取り組んでいます。

システム監査技術者試験 その1 受験することにしました

いろいろ思うところがありまして、10月(秋季)の情報処理試験の区分のひとつであるシステム監査技術者試験(AU)を受験することを決めました。

 

現在の秋季の情報処理試験でYuubariが受験する可能性のある試験(自分の仕事に関係がありそうな試験)はシステム監査技術者試験(AU)なのですが、もともと今現在は仕事で必要とされている技能ではないので受験する気持ちは薄かったのですが、以下の理由で受験を決意しました。

 

(1)午前1(AM1)免除の恩恵を大事にしたい

これがシステム監査技術者試験(AU)受験を決めた最も大きな理由かも。

これまで午前1免除期間中に合格を繰り返してきて免除期間を延長できていたのですが、Covid-19による試験延期とNW不合格により免除期間を失ってしまっていました。

先月のネットワークスペシャリスト試験(NW)で、Yuubariは高度試験の午前1をはじめて受験したのですが、これが想像以上に対策が面倒で厄介でした。

 

午前1の対策といっても応用情報技術者試験(AP)の午前過去問をとにかくやりこむだけなのですが、何しろ範囲がとても広くて時間も結構かかりましたので、できれば二度と高度試験の午前1は受験したくないです。

失ってはじめてわかる午前1免除のありがたみ(^^;

 

自己採点では前回のNWの受験で午前1試験の合格点に達しているのでマークシートミスをしていない限り今後2年間の午前1免除の資格を得ることができました。

今後のことを考えると、いずれはシステム監査技術者試験は合格しておきたいと思っていますので、ここはひとつ午前1の免除が残っているうちにシステム監査技術者試験に挑戦しておこうと思いました。

 

(2)何が役に立つか人生わからない

正直今の職場でYuubariがシステム監査の役割を担う可能性はほぼありません。

Uchino会社は腐っても世界に拠点を持つGlobalな会社で、企業規模もかなりのものなので(半面簡単に社員を解雇する冷徹な一面がありますが)、IT関連の内部監査の役割を持つ部署もありますが日本にはその部署はありません。

日本で監査があるときは、たまに海外から高いポジションのえらい監査の方が来て1週間くらい監査して帰っていくという感じです。

 

ですので、Yuubariがいまの職場でその役割を担う可能性はほぼゼロです。

しかもUchino会社のIT関連の内部監査はシステムの監査より、物理的なインフラの管理(サーバルームの管理やIT機器のアセット整備、ネットワーク周りなどのインフラ面)に対する監査が主です。

そうなるとますますYuubariがシステム監査技術者試験に挑戦する理由が薄くなります。

 

ですが人生何が役に立つかわかりません。

ある日突然システム監査の技能が要求されたり、転職する機会があって(転職せざるを得なくなり)職場が変わって求められる可能性もありますので、チャンスがあるならば取っておこうと考えました。

 

今の職場に転職したときも自分が取得した中でも別に重要だと思っていなかった資格を採用側に予想外に評価されましたので、なにごとも持っていないより持っていた方が何倍も良い、とそのときに実感しました。

 

(3)試験形式に慣れている

これまでSG, AP, SC, PM, SMと合格してきて、ある程度IPA情報処理技術者試験の試験形式や対策方法を曲がりなりにもわかってきました。

 

もちろんシステム監査技術者試験(AU)はこれまでYuubariが合格してきた試験の中でもさらにワンランク上の試験ということはわかっていますが、試験対策としてやるべきことはわかっている。

高度情報処理の試験は「AM1は免除ありでAM2も直前に1,2日過去問を詰め込むだけで対応可能、実際の勝負は午後1と午後2(論述)のみ」と考えていまして、Yuubariにとっては、対策方法をゼロから調べて対応していくわけではないので比較的受験しやすいです。

 

合格できるかどうかは別として試験に対応する方法がわかっているのはとても心理的負担が減ります。ここは完全に経験に助けられています。

はっきりいって今から全くの専門外の試験に暗中模索しながら挑戦する方が難しいです。

 

以上の理由から10月のシステム監査技術者試験に挑戦することに決めました。

現在5月初旬なので、まだたっぷり5か月残っていますから計画的に準備を進めていこうと思います。