折れない心

何度も敗北を味わってきた筆者が挫けずに試験勉強や語学を頑張ります。現在はAWS認定ソリューションアーキテクト[アソシエイト]に向けて対策を取り組んでいます。

Yuubariが最近ハマっている漫画5選(1)

リラックスタイムに漫画を読むのが楽しみで仕方ないYuubariが最近ハマっている漫画を5つ挙げてみました。

 

 『メタモルフォーゼの縁側』

メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)

メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)

 

 

既刊2巻まで読了すみ。
いま最もYuubariが続巻を楽しみにしているのがこの『メタモルフォーゼの縁側』です。
不器用で引っ込み思案な女子高生と明るい性格だけど旦那さんに先立たれてちょっと寂しい一人暮らしを送っているご高齢の女性のBL漫画を通じた交流を描いた本作。


繊細な心情の描写や年齢を超えた温かい交流が本当に魅力的です。
「うれしい」「悲しい」などの表現を言葉ではなく人物の表情やコマ割りで表現して漫画表現の持ち味を存分に生かしていて何度読み返しても新しい発見があり、Yuubariの大好きな作品のひとつです。
キャラクーひとりひとりの抱える悩みや喜びが丁寧に描写されているので思わず感情移入してしまいます。キャラクターの気持ちがダイレクトに伝わってくることって漫画を読んでいて体験できる貴重な一体感だと思います。

 

 

ビースターズ

 既刊11巻まで読了すみ。
動物が表紙の単行本をみて読む前はメルヘンチックなお話を想像していましたが、とんでもない。熱い熱いとある一匹オオカミの生きざまです。


登場人物はすべて動物ですが、人間社会に存在する人種間のわだかまり・貧富の差・法と本能との間の葛藤などを、ペーソスと愛嬌の絶妙なバランスで表現していると思います。難しい問題を上手にエンターテインメント化している作者さんの手腕に毎回驚かされています。
また動物がキャラクターであることでどんな悪辣なキャラクターも愛らしかったりいとおしくみえてきますね。

 

 

『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』

 既刊5巻まで読了すみ。
マキヒロチさんの作品では、Yuubariは『いつかティファニーで朝食を』も大好きですが、こちらの『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』も新刊を楽しみにしています。


住みたい街ランキングでは毎回吉祥寺が上位に来ますが(最近は変動しているようですが)、住みたい街ランキングにあまりランクインしてこなかった街やニッチな街をとある不動産屋の強烈な個性を持つ姉妹がお客さんに案内するという漫画(人気の「住みたい街」も紹介するときがあります)。
親身に街を案内するというより緩い感じで買い食いしながらまったり街をお客さんと散策しながら紹介物件まで行くのが良いですね。また、よく行くけど降りて歩いたことがない駅周辺の場所について魅力を紹介してくれるのが実用的でもあって嬉しいです。


Yuubariも引っ越しをするときはどこに住もうか本当に悩みますが、こういう不動産屋さんがいると住みたい街選びも楽しくなり選択肢も増えそうと想像してしまいます。住む場所って学校や職場へのアクセスしやすさももちろんですが、交友関係や趣味、生活そのものにも直結しますので自分に合った街に住むって本当に大事ですよね。

 

 

岡崎に捧ぐ

岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)

岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)

 

 既刊5巻まで読了すみ。
最終巻の5巻を読んで改めて山本さほさんの人間的な快活さと交友関係の温かさに心打たれました。


岡崎に捧ぐ』は山本さほさんの半生を綴ったコミックエッセイに当たるかと思いますが、自分の半生をここまでコメディタッチで明るく表現できるのはさほさんがとても内省的で自分を客観視できる人だと思います。
漫画や小説を書くってある意味自分をさらけ出す行為とも言えるのですが、ここまで自分を赤裸々に表現して、なおかつエンターテインメントとして面白く成立させているのは本当に見事だと感じました。

 


波よ聞いてくれ

 既刊5巻まで読了すみ。
札幌の小洒落たカレー屋さんでアルバイトをしている女子がひょんなことから札幌のローカルラジオ番組でDJデビューするというお話。


この漫画の凄いところはキャラクターの会話のテンポの良さと独特のセリフ回し。「こんなセリフ、よく思いつくなあ」と毎回感心してしまいます。
サブカル色の強い本作ではありますが、ラジオ独特のライブ感やアドリブの妙なども楽しめます。YuubariはランニングしながらよくRadiko(ラジオアプリ)でラジオを聞いていますが、ラジオDJの方のトークのうまさや語彙の豊富さに走っている疲れも忘れるくらい聞き入ってしまうことがあります。この漫画はそんなラジオの良さをややブラックコメディ色のある不穏な空気で味付けしながら楽しませてくれます。
ちょっとクセがある作家さんの作品なので好き嫌いあるかもしれませんが、Yuubariにはどストライクな作品でした。