折れない心

何度も敗北を味わってきた筆者が挫けずに試験勉強や語学を頑張ります。現在はAWS認定ソリューションアーキテクト[アソシエイト]に向けて対策を取り組んでいます。

ITILファンデーション試験を受けて感じたこと

ITILファンデーション試験ですが、受けてみていろいろ感じたので書いてみます。

 

1)受験料やそのほか費用について

一般的にピアソンVUEもしくはプロメトリックから申し込んで受けるのがスタンダードのようですが、その場合料は43,890円(税抜)だそうです。

YuubariはIT資格はIPA情報処理技術者試験しか受けたことが無いので、毎回5,000円代のIPA試験と比べるととんでもなく高額に感じます。

正直資格試験を1回受けるのにこんなに高額の費用を払う価値はあるのかと悩みました。

 

調べたところ、IT&ストラテジーコンサルティングさんが主宰しているところで受験すると32,000円(税抜)とかなり割引になる(それでもYuubariにとっては高額ですが)とわかりまして、こちらで申し込んで受けました。

 

また対策サイトとしてはPing-tが有力ですが(ITIL対策は無料)、絶対に合格したかったので有料のクラムメディアも購入して対策しました。

かかった費用としては以下でした。

 

―受験料(IT&ストラテジーコンサルティング):34,776円

―クラムメディア登録料(一ヵ月):6,216円

合計:40,992円

 

いかに国の補助を受けている国家試験や語学試験のTOIECが割安か身に染みてわかりました・・・

 

2)受験時期について

2019年6月に受験したのですが、Yuubariが受けたのはITILシラバス2011準拠の試験でした。日本では現在シラバス2011の試験しかまだ受験できないのですが、時代はすでにITIL 4(バージョン4)がリリースされており、国外では ITIL4 準拠の試験が始まっているそうです。

日本も近いうちにITIL 4 準拠の試験が始まると聞きました。

ですのでITIL 4 試験が始まってから受験することも考えましたが、Yuubariの目的としては合格そのものよりITILのノウハウを早めに習得して秋のITSM試験(ITサービスマネージャ試験)に臨みたいと思っていたので、ITIL 4試験の開始を待たずに今回さっさと受けてしまいました。

 

3)対策サイト(Ping-t、クラムメディア)について

黄色本と呼ばれるITILの公式テキストには問題が記載されていますが正直問題数も多いといえず、アウトプットの機会を増やすべきだと考えたのでITILファンデーション対策を無料でできるPing-tさんにお世話になりました。

その後、的中率が高いと評判のクラムメディアさんの問題集も購入して余すことなくやりこみました。

実際のところ、クラムメディアさんの問題の的中率はかなり高かったです。

※有料なので的中してもわらないと困るところですが。

本番ではクラムメディアの類似問題(というかほぼそのままの問題)が40問中35問もありました。どうしてこんなに的中するのか不思議というか大人の事情があるのかもですが。

 

4)資格の知名度

YuubariはIPAの資格や英検、教員免許(中高社会科科目)といった日本の資格試験や資格を持っていますが、正直海外の人には全く通じません。

Yuubariは現在某外資系企業に勤めていますが、海外にいる外国人の上司に「君のプロフィール改めて知りたいんだけど、学歴と資格教えて」と言われたことがあります。

そこで持っているIPA資格試験や英検を言いましたが残念ながら「・・・なにそれ?」という反応でした。まあそうでしょうね・・・

おそらくCCNAPMPなど持っていたら違った反応になったのかもしれません。

その点国際的な資格であるITILだったらわかってくれるでしょう。そういう意味もあってYuubariにとっては高額でしたが自費で受験を決意しました。

 

5)ITILファンデーションを通して自覚できたこと

前述の通り、Yuubariは某外資系企業で働いていますが世界中に支社がある企業のためIT関連業務だけでもとてもシステマチックな組織として構築されています。(悪く言うと縦割り組織)

ITILを知るといかにうちの会社がITILで規定している概念に基づいて組織が作られているかわかりました。

そして自部署の組織の役割ですが、ITILを通してはっきりと役割分担も認識できたので仕事において自部署の責任かどうでないかもITIL基準で考えることができるようになったのが大きな収穫だったと思います。