折れない心

何度も敗北を味わってきた筆者が挫けずに試験勉強や語学を頑張ります。現在はAWS認定ソリューションアーキテクト[アソシエイト]に向けて対策を取り組んでいます。

CCNA Routing and Switching(その2)対策・受験費用について

CCNAの対策・受験費用について

 

今回はCCNA Routing and Switching の対策・受験費用について考えてみました。

 

以前Yuubariは「ベンダー試験は受験費用が高額な上に取得してから有効期限があるのであまり受ける気にならない」みたいなことを書きましたが、ここに至り本気でITの勉強をするならばもはやベンダー試験は避けては通れないと自覚しました(@_@;)

 

IPAの試験(情報処理技術者試験ネットワークスペシャリスト試験)との違いですが、やはりベンダー試験は合格するための勉強を通してそのベンダーが提供している機器の知識と技術を深く得ることができるのが大きいです。

 

ルータの普及率で言えば、Ciscoがマーケットを大きくリードしていますからCisco機器を集中的に学ぶことができるのはIT技術者としてもとても大きなメリットになると思います。
動機面でいえば仕事でもCisco機器はよく扱う機会がありますので純粋に勉強してみたかったんですよね。

 

CCNAの受験・対策費用)
CCNAを2020年中に取得することを決めましたが、デメリットとしてはIPAの試験(情報処理技術者試験)とは異なりベンダー試験ということもあり受験費用が結構高額です(Yuubariにとっては)。
だいたいどのくらい費用がかかるか確認してみました。

 

(受験費用)
・一科目受験(CCNA)の場合:39,000円+税
もしくは
・二科目受験(ICND1+ICND2)の場合:39,600円(19,800円×2+税)

金額はあまり大差ありませんが、二科目別々に受験したほうが若干高いですね。
Yuubariは二科目別々で受験しようと思っています。
受験料だけで40,000円前後。

ITIL foundation を受けたときも感じましたがIPA情報処理技術者試験と比べるととんでもなく高い受験料ですね・・・・!これは一回も不合格にならずに合格しないと。


(テキスト代)
とりあえず最も易しいと思われるCCNAの入門本である象さん本『一週間でCCNAの基礎が学べる本』を購入して読みました。
入門本を読んだ後、黒本と呼ばれるテキストを2冊読むのが定番ですが、以前書いたように黒本は使いません。
黒本を本屋さんでざっと読んでみて情報が多すぎてメモリ不足のYuubariの頭にはあまり残りそうな感じがしないので、以前書いたようにWebサイトの「3分間ネットワーキング」「CCNAイージス」をテキストとして読むことにしました。


そういうわけでテキスト代は象さん本の2,640円。

 

(問題集)
黒本の問題集も選択肢としてはありますが持ち歩く重量の問題もありますし、どうもCBT試験は紙の媒体の教材と相性が良くない気がするので問題集としてはCCNA対策の定番であるPing-tを使います。


Ping-tのICND1の範囲は無料。
ICND2の範囲を購入すると一ケ月2400円ですが、金額的には全然許容範囲ですね。
そのあと、仕上げでクラムメディアも使おうと思いますが、こちらは確実に合格するための最後の保険みたいなものだと考えておきます。クラムメディアの利用料金は1ケ月5000円。
Ping-tとクラムメディアの利用料金は併せて7,400円

 

(コマンド練習用ルータの購入)
シミュレーション問題は仮想環境で学ぶという選択肢もありますが、できれば実機を触って勉強したい。
Cisco 1812あたりがお手頃なので、技術的投資を考えて中古のCisco 1812をAmazonで購入するつもりです。
ルーティングの構築や検証のために2台買うつもりなので1台5,000円くらいで計1,0000円くらい?
本当はもう1台あったほうがルーティングの検証としては良いのですが、とりあえず2台揃えようと思います。

 

ちなみに、Yuubariの職場ではお役御免になった廃棄予定のCisco 2900シリーズ、1900シリーズなどが何台も転がっていますが勉強目的とは言え勝手にこれを持ち帰って使うのはコンプライアンス的にアウトなのでできませんし、しません。
おそらく上司に事情を説明すれば、勉強目的で使うならば持ち帰って設定を初期化したあとに勉強用で使用し用が済んだら社内に戻して廃棄する・・という形で承認はもらえるとは思いますがCCNAやNWの勉強をしていることをあまり周囲に公言したくないので、勉強用のルータはネットで自前調達するつもりです。


Catalystスイッチも買ってVLAN環境を作ってみても面白そうなのですが、凝りだすとキリがないのでとりあえず購入するのはルータ2台だけにします。

 

ここまでの費用面でまとめるとこんな感じです。


・受験費用:ICND1、ICND2にそれぞれ一発合格するとして 40,000円
・テキスト代(象さん本):2,640円
・Webテキスト代(CCNAイージス、3分間ネットワーキング):0円
・問題集:Ping t のICND2の範囲とクラムメディアそれぞれの一ケ月利用料金を併せて7,400円
・検証用実機ルータ(中古のCisco1812)2台の購入費用:10,000円

 

試算合計すると約60,000円となりました。

 

結構な高額になってしまいますが、CCNAの勉強を通して得るものは確実にあると思っていますので、この投資に見合った取り組みをしっかり続けていきたいです。