折れない心

何度も敗北を味わってきた筆者が挫けずに試験勉強や語学を頑張ります。現在はAWS認定ソリューションアーキテクト[アソシエイト]に向けて対策を取り組んでいます。

Yuubariの読んでよかった本(その7) 『夜更かしの本棚』

『夜更かしの本棚』

 

 

実力も実績もある脂の乗った6人の作家さんがおススメの小説を紹介してくれる小説のガイドブックです。


小説を紹介してくれる本を、さらにここのような泡沫ブログで紹介するというのもおかしな話かもしれませんが(´∇`;) 

 

この本で小説を紹介してくれる作家さんは朝井リョウさん、円城 塔さん、窪 美澄さん、佐川光晴さん、中村文則さん、山崎ナオコーラさんの6人。
Yuubariはよくこの作家さんたちの作品を読むのでこの本で紹介されている小説は疑うべくもなく読みたくなりました。

 

・エンタメ小説は紹介されていないけど
この本の中では様々なジャンルの小説が紹介されますが、ミステリーやライトノベルのようなエンタメに特化した小説は紹介されません。


ただし、さくらももこさんのエッセイのようなカジュアルに読みやすい作品も紹介されるのでYuubariのようなライト層の読者でも手に取りやすい作品もちらほらありました。
Yuubariが聞いたことがない普段読まないタイプの本もたくさん紹介されていたので常に新しく読む本に迷っていたYuubariには 『夜更かしの本棚』はうってつけの本でした。

 

・Yuubariが挫折した小説
本を紹介してくれているのが文壇の第一線で活躍されている作家の方たちばかりなので骨太な文学作品も紹介されています。
紹介された作品の中には学生時代文学部だったYuubariが途中で挫折して最後まで読めなかったドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』やガルシア=マルケスの『百年の孤独』もありました。
かつて挫折した作品にいつか再挑戦する時間的・精神的余裕のある日は来るのかわかりませんが・・・

 

・本の貸し借りができる相手がいると良いですね
Yuubariが自分で読む本を選ぶ基準は 

1.もともと著作が好きな作家さんの作品

2.どこかで推奨されていた、人が勧めていた作品

というパターンが多いのですが、以前の職場ではよく小説を貸し借りする人がいましたのでいろいろな作品に出合えました。

これからは電子書籍が主となってくるのでそういう機会は残念ながら少なくなりそうですが。

どうしても読む候補が見つからなければ本屋大賞直木賞・このミス(『このミステリーがすごい』)などの受賞作からピックアップします。


しかし、『夜更かしの本棚』のようなブックガイドがあると、まったく知らなかった作品にも出会う機会も出来て、読む本の幅も広がって豊かな読書ライフを楽しめそうです。

できれば学生のときのように読書の時間が十分にあるときに出会いたかった1冊です。