折れない心

何度も敗北を味わってきた筆者が挫けずに試験勉強や語学を頑張ります。現在は資格試験(英検1級、TOEIC)対策も含めて英語の勉強に取り組んでいます。

CCNA Routing and Switching(その11)合格までを振り返ってみました

先月CCNAに合格したのですが、この試験についていろいろ感じたことがあるので忘れないうちに書いてみます。

 

CCNAの難易度・勉強期間ついて)
Yuubariが感じたCCNAの難易度は「ITの知識(特にネットワークの分野)が無い人が挑戦すると準備がとても大変だけど、ある程度知識がある人にとってはちょうど良いネットワークの勉強になる」といったものです。

 

ただし基本情報技術者試験(FE),応用情報技術者試験(AP)レベルでもお目にかからないようなかなり「詳細かつ最新の技術」を問われる試験であることは間違いないです。


とにかくネットワーク全般に関して覚えることが多岐にわたるため、全くITの知識が無い人がこの試験を挑戦するとなるとまともにチャレンジすると半年くらいはかかるのではないでしょうか。

元々ネットワークの知識が豊富だったり、かなり記憶力の良い方でしたら1~3カ月で合格できるかもしれませんが。


また、時間がある学生さんならば短期間でも合格するレベルに持っていけるかとは思いますが、後述するクラムメディアの利用有無でも合格までの期間は違ってくる気はします。

 

ちなみにYuubariは2019年12月はじめからCCNAの勉強を開始し、2020年の10月末付近で合格しています。
合格までにおよそ11カ月もかかったわけですが、正直なところだいぶまったりペースで取り組んでしまいました(*´ω`)


勉強の途中でCCNAの試験制度の変更があったり、10月のネットワークスペシャリスト試験が半年延期になったため急いで合格する必要がなくなったというのがまったりペースになった原因ではあります。


CCNAを受けた意義)
現在のCCNA(試験番号200-301)はとても幅広いので、ネットワークを専門で業務に当たっている人でも馴染みがない分野の出題は勉強しないと解けないレベルなのではと思います。
一方で2020年2月の試験改正からコマンド問題(シミュレーション問題)が無くなったため、実用性は若干薄れた試験になってしまった印象もあります。

 

意義の面から言うとYuubariは仕事でルータ・スイッチ・WLAN機器・UTM機器ともに触る機会はありますが、これらの機器を日常的に設定するようなネットワーク専門の仕事をしているわけではありませんので、この試験の勉強をしてとても得るものがありました。
年頭に掲げた目標の通り2020年はネットワークの勉強に充てるつもりだったので、今振り返ってもCCNAの勉強は単なる試験合格だけではなく、知識拡充という意味でとても充実した成果をもたらしてくれたと思います。


CCNAを受けなければUchino会社のルータのルーティングが実際にどういう設定で稼働しているかもわからなかったし、スイッチのSTPが具体的にどういう形で設計されているかも知らないままだったと思います。

また、個人的には本命の試験(ネットワークスペシャリスト試験=NW)を受ける前のネットワーク知識の基礎力形成という意味での前準備として最適な試験だったと思います。
CCNAに合格したことで間違いなく一定水準のネットワークの知識が身に付き、自信が付きました。
ルータで設定されたACLがどのように情報を制限しているかも具体的にイメージできるのでNWの過去問を解いていても設問の状況をより想像できるようになりました。

 

(合格までにたどった道のり)
CCNA合格まで、ざっくり言うとこのような方法で勉強を進めて合格までたどり着きました。


象さん本(「一週間でCCNAの基礎が学べる本」)を2~3周読んで基礎知識を得る

CCNAイージス、3分間ネットワーキングを毎日少しずつ読む。わからないところがあっても立ち止まらず毎日決まった分量読み進める。(純粋なインプットに時間をかけたくなかった)

上記と並行してPing-tのCCNAの無料範囲の問題をひたすら解く。全部金(2度連続して正解する)にする。
Ping-tの解説は読むが、あまり理解に時間をかけすぎずとにかくひたら問題を解く。

クラムメディアを一ケ月分購入、こちらは解説が無いのでとにかく何度も解いて問題と解答を覚える。

Ping-tの有料範囲を3カ月購入。ひたすら解いて全問題を金(2度連続して正解する)にする。そのあと無料範囲も含めて全部解き直す。このフェーズが一番時間がかかりました。

受験、合格

 

書籍のテキストはCCNA入門用の「一週間でCCNAの基礎が学べる本」以外は購入せず、Ping-tを読んでいてどうしてもわからないところがあればCCNAイージスで調べたりしました。
CCNAイージスが優れたWebテキストだったので個人的には書籍のテキストは不要でした。

 

(問題集として購入したPing-tとクラムメディア)
Ping-tは解説も詳細でとても優れたWebサービスであることは間違いないですが、以下難点も感じました。


・問題数が多すぎる
→Yuubariが受験したとき、Ping-tの問題数は無料・有料範囲併せて全877問でした。試験前に丸1日朝から夜まで解いても終わらなかったくらいの凄い分量です。さすがに問題数が多すぎてこの量を終わらせるのに時間がかかりました。


・本試験と問題の語句や視点が違う
→これはCCNA本試験が悪いのですが、「CISCO語」と言われるほど直訳調の単語がCCNA本試験ではたくさん出てきます。Ping-tだけの正しい技術用語で勉強してきた人は面食らうのではないでしょうか。Yuubariもクラムメディアの問題をやっていなければかなり当惑していたと思います。

 

一方クラムメディアですが、相変わらず凄い的中率でした。
YuubariはCCNA試験を受験しているときに、何問クラムメディアと類似問題があるか数えていましたが、103問中61問がクラムメディアで購入した問題と極めて類似していました。
つまりクラムメディアの問題集を購入して問題と解答を覚えれば少なくとも6割近くは正解に近づけることになります。
また、本試験と同じ言い回しの「CISCO語」まで再現されているので本試験で当惑することは無くなると思います。

しかしデメリットもあるので記載しておきます。


・実力は付かない
→これが最大の欠点ですがクラムメディアの問題は解説が無いに等しいので、クラムメディアだけで勉強して合格しても何のネットワークに関する実力も付かない(CCNAが単なる暗記ゲームと化してしまう)。


・解答が間違っているものがある
→クラムメディアの問題に対する解答が明らかに間違っているときがありました。それも1問ではなく数問。Ping-tなどでだいぶ知識が付いてから気づきましたが、間違ったまま解答を覚えて本試験に臨んだとしたら類似問題が出題されても当然その問題は不正解になります。そのあたりはそのうちクラムメディアの中の人が訂正してくれるのでしょうかね?

 

YuubariはPing-tとクラムメディアを併用して利用しましたが、そのやり方で正解だったと自分でも思います。


確かにPing-tは問題数が多すぎて自分の納得がいくまでやりこむのは時間がかかり根気が要るものでしたが、満足するまでやりこんだおかげで相当なネットワークについての自力が付いたと感じています。
クラムメディアに関しても上述した通りCISCO語も含めて類似問題がだいぶ出題されたので、自信をもって落ち着いて試験に臨むことができました。


Yuubariの場合は合格そのものがCCNA受験の目的ではなかったのですが、Yuubariにとってはあまりにも受験料が高い試験なのでクラムメディアを利用したのは後ろめたくもあるものの一発合格の保険のためだと割り切りました。